新しい複合DLCコーティング
小物~大物・量産対応 SUS、炭素鋼、各種合金鋼対応。
無潤滑摺動、耐摩耗、耐食を確実に改善する炭素系コーティング被膜です。
※DLCご依頼品はCPN処理対応することになります
金型摺動離型、ダイカスト型、非鉄の凝着防止、引き抜き、線引き、伸線加工、カスタムナイフの外観、モーターなど駆動部周辺、モータースポーツ関連などお気軽にお問い合わせください。
■ CPN膜の特徴と効果 ■






CPNとDLCの違い
DLCは成膜プロセスの違いで結合構造や含有物が加わり、幅広い範囲内を含めてDLCという表現がされております。
当社のCPNは耐熱性を改善させる物質を複合させた新しいDLC膜で、低温域で処理する標準的なa:CH構造のDLC膜と異なる物性を有し、より低い摩擦係数とより高い密着性を実現しております。
幅広い鋼種に対応し、量産部品では内径への処理として、金型分野では摺動、離型改善と多岐に採用される被膜となっております。
現在はDLCのマスキングに対応した事で、より認知が高まりつつあります。
複合の働き(窒化プラス)
CPNの大きな特徴は界面レスの複合技術で、母材改質と同時工程で中間層~表層の成膜を行うワンバッチ工程が特徴です。
これにより母材から表層までの硬度をグラデーション化させて強固な結合となり、今まで不得意であった低硬度素材にも高密着でタフな耐久を実現させております。
今までDLCで採用しにくかったP20系、P21系、オーステナイトSUS系の母材等と採用範囲は広がり、生産ラインなどの機能部品、メッキの代替えとしても採用されております。
部位の働き(マスキングプラス)
CPNは製品の一部のみに成膜するマスキングプラス対象の表面処理で、処理不要とする部位を維持し、必要部位のみに処理をさせております。カジリ、離型対策はもちろん、DLC/CPNの部分補修にも対応させて頂いております。
絶縁膜から導電膜まで
標準仕様は絶縁膜となります。
導電膜の仕様は、帯電防止レベル、グラファイトレベルと各仕様に分かれます。耐久+耐食+(絶縁又は導電)と、金型、量産部品にご検討ください。
アルミなど非鉄製品向けの生産に
非鉄製品向け金型で特にダイカスト型、精線関連、製缶関連等でのCPNの採用は多く、凝着防止、耐久性改善に効果を発揮致します。大型サイズの処理品、また数モノなど短納期対応で処理いたします。
樹脂成形での離型効果について
樹脂成形の離型効果を大きく改善する効果を持ち合わせておりますが、この点ではカーボン膜ゆえに成形樹脂の種類、成形条件によっては離型を悪くしてしまうケースもございます。よって離型目的で採用をご検討頂く際は、事前にご相談頂けますことを推奨しております。
※PET樹脂成形での多くに部位に離型採用されている被膜でもあります。
硬さ
膜の硬さはHV800~2000のレンジを有し用途に応じた対応が可能です。
処理温度
成膜温度は300~500℃の領域で、一般的なDLCと比較するとやや高めの処理温度になりますが、前熱処理さえ確りと対応しておけば特に問題なく処理ができます。
外観
膜の外観は黒色です。
膜厚、摩擦係数
膜厚は2μ~10μまでの幅広い対応が可能です。摩擦係数はRa0.01~0.03µと極めて低く、無潤滑環境、カジリ対策では圧倒的な性能を発揮します。
絶縁性、耐食性
炭素素材ゆえの抜群の耐食効能で、薬品や酸にも反応はしません。
よって錆び対策で高い効果を示します。
標準仕様は絶縁膜となります。特殊工程で導電膜にも対応可能です。
耐酸化温度
CPN膜は中温域以上で成膜する複合膜なので、耐酸化温度は純粋なDLC膜よりも高く、アルミダイカスト成形など高温域でも使用でることが確認されております。
また抜群の密着性を実現しており、膜片混入を嫌う環境でも安心してご使用いただけます。
処理サイズ
長さ1400mmまでの長尺品、400×400サイズの大型品にも対応可能です。
幅広い用途
超低摩擦+厚膜仕様の高耐久に割り振る仕様では、二輪/四輪などのチューニングパーツ類などにも採用可能です。お気軽にお問い合わせください。