カスタマイズできる表面処理

BPN処理は、お客様の目的に合わせた仕様と品質を実現するための様々なオプションを用意しております。また、これらを組み合わせることで前後工程の短縮、コスト抑制、高付加価値化にもつながるものとオススメします。

マスキング

元々の仕上げ面、光輝性を失うことなくマスクすることが可能です。      一般的な窒化のマスキングで起こる薬剤の焼き付き等のご心配は皆無です。 マスキングは形状に左右されず立体的部分にも対応可能で、ピンポイント処理も対応致します。基本、毎日の処理で対応しております。

マスク採用例(特に多い事例)

  • 窒化膨張を最小限に抑えたい(寸法精度)
  • 完成されたシボ、鏡面をそのまま維持したい
  • 肉薄部分の欠けを無くしたい
  • スライド(摺動)面だけを窒化したい
  • 成形面以外を窒化したい(その逆パターンもある)
  • 窒化後に追加工を施したので、その部分だけを再窒化したい            

ステンレスの耐久性改善

ステンレス鋼への窒化といえば脆さによる割れ欠けのリスクや耐食性の劣化などのネガティブ要素もあり、用途によっては敬遠されることも多い組み合わせだったのですが、BPN処理ではステンレスの防錆効果を維持しつつ耐久性を改善させることが可能なことで、今や食品から半導体に至る分野にまで採用されております。  対ステンレスは毎日対応しております。

オーステナイト系ステンレス鋼

代表的素材はSUS304やSUS316などで、腐食を嫌う環境で活躍する製品、部品に多く採用されるのは周知の通りです。例えば被膜剥離を嫌う生産ラインの摺動改善、摩耗粉を嫌う環境での生産現場、医療部品の耐久性改善などで採用されております。

マルテンサイト系ステンレス鋼

SUS440CやSUS420系が多く、特にSUS420J2系材料(STAVAX、HPM38、S-STARなど)はまず見ない日のない材料で、毎日多くのステンレス系金型へBPN処理を施しております。BPN処理を組み合わせることで精度よく焼入れ並みの耐久改善ができます。

析出硬化系ステンレス鋼

SUS630、631などHRC40付近に析出硬化されている製品へも対応しております。絶対低温で処理することが可能なBPNならではですので是非お試しください。

寸法精度(とにかく変寸を抑えたい)

高精度に仕上がった製品、金型に窒化をして思った以上に太ってしまった経験があると存じます。当社では標準的なBPNバッチでもできるだけ窒化膨張を抑えるべく設定にしておりますが、窒化反応が良好な材料とそうでない材料との比較では、どうしても前者の方が太りが出やすくなってしまうものです。BPNでは通常より変寸を嫌う製品向けの精度対応をしており、お客様のご要望に沿った内容で毎日対応しております。