BPN軟窒化

金型部品、量産部品で汎用的に使われるS-C、SK、SS、SPCC、SCM、SUM、PX、PXA、FC等の材料への軟窒化要求では、耐久を重視するスペックが一般的なのですが、ここ最近の状況を見る限り精度重視の要望も増えつつあります。

特にSCM、SUM、PX、PXAについては精度重視のBPN窒化に切り替えることが可能で、旧い図面から引き継ぐ形のタフト処理でなく、完全に仕上げてBPNを採用することで精度を維持し、工程、納期の短縮が実現できますので、実際に切り替えるお客様は多いです。是非ご採用をご検討ください。

弊社のBPN軟窒化のシステムは、BPN同様の高度なシステムで温度やガスを管理しており、毎処理量に左右されずに一定の品質を維持できるようになっております。またBPNのプラズマアシストではCO2を外部に垂れ流すことはなく、燃焼できる極微量の炭化水素よる軟窒化でもあり、環境にも配慮した処理となっております。

お客様の要求品質に応えるべく、複数のパターンを効率よく配置して、短納期処理を実現しております。
耐久重視型(SC、SK、SS、SPCC、SCM、SUM、PX、PXA、FC等)
※毎週2回の処理
精度耐久バランス型(SCM、SUM、PX、PXA等、その他はご相談下さい)
※毎週3回処理
精度重視型(SCM、SUM、PX、PXA等、その他はご相談下さい)
※毎日処理

旧世代型のガス軟窒化やタフトライドでの大きな膨張や外観を改善したい、窒化処理後の磨き仕上げ工程を省きたい、生産工程の低炭素化目標など、代替え処理として是非お試しいただきまして、実際にこの違いを確認頂ければ幸いです。